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物理学科の体験入学:2014(2014年3月24日)

2014年3月23日(日)と24日(月)に行われた物理学科の体験入学の様子です。3つのイベントが実施されましたが、それぞれ参加対象者が異なっています。体験入学は高校生を対象、研究室訪問は高専生を対象、そして公開講座は高校生・高専生・一般の方を対象として行われました。

初日は公開講座と研究室訪問がありました。最初に体験入学の開校式が行われました。今回の催しの説明の後に学科長の川越先生から素粒子実験の話を聞く事ができました。高校生・高専生・一般の方を合わせて60名程の方が参加されていました。
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その後、3名の先生方の講演を聞きました。木村先生による「光でミクロの世界を操る」、鈴木先生による「究極の物理法則をさぐる−素粒子理論の世界」、橋本先生による「ビッグバン宇宙と物質進化」。掲載している写真は光ピンセットの原理について説明されている木村先生と、真摯に耳を傾ける参加者の様子です。
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講演会の後、高専生を対象として研究室訪問が行なわれ、初日のイベントは終了しました。

2日目は高校生を対象として、簡単な実験を通して物理現象を体験出来るイベントが行われました。まずは講義室に集まり実験の諸注意を聞きました。
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その後幾つかのグループに分かれ、研究室を回って簡単な物理実験を体験しました。今年は4つの実験が行なわれ、その内の2つの実験を午前と午後とで体験できました。まずは「物質を透過する粒子線」を紹介します。ここでは放射線の測定原理を学び、ガイガーカウンター等を用いて実際に放射線の検出を体験しました。
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次に「極低温の世界」。−196度の液体窒素を使って、幾つかの不思議な現象を見る事ができました。写真では極低温で冷やして液体になった酸素を皆で鑑賞しています。液体の酸素は水色なんですね。
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「超伝導を体験する」では、マイスナー効果やピン止め効果での超伝導体の浮遊現象を観察できました。また、電磁誘導による浮遊現象も見せてもらえました。極低温で物体が浮くという現象は同じでも、異なる原理が働いている事もあるのですね。
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「光の回折と波の不思議」という実験では光の干渉性を学びました。普通の写真には残らない『光の位相』という概念を体験できました。掲載している写真はホログラフィーで立体画像を撮影している様子です。
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