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注目トピックス

線虫で100円がん検査

尿1滴で短時間・安価・高精度に早期がんを診断!

がんは長年の間、日本人の死因第1位であり、医療費や早期死亡による経済的影響は数兆円(世界では100兆円)にも上ります。がんの対策には早期発見が最も有効であり、手軽に安価に高精度に早期がんを診断できる技術が期待されています。生物科学部門の広津崇亮助教らの研究グループは、線虫が尿によって高精度にがんの有無を識別できることをつきとめました本研究成果は、米国オンライン科学誌PLOS ONEに掲載されました。

広津崇亮(理学研究院 生物科学部門)

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トピックス一覧

受精卵の分裂開始スイッチ

受精卵の分裂開始の分子メカニズムを解明

脊椎動物の未受精卵は受精を待つために第二減数分裂中期で分裂を一時停止し、受精によって細胞分裂を再開します。システム生命科学府の迫さんらの研究グループは、脊椎動物受精卵の細胞分裂開始の仕組みを分子レベルで初めて解明しました。不妊の新しい診断や治療法の開発につながるものと期待されます。この研究成果はオンラインジャーナル「Nature Communications」に掲載されました。

迫洸佑(システム生命科学府)

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おならと花を間違えない理由

匂いと受容体の対応関係を解明。
同一の匂いでも異なる受容体が使われていることが明らかに

人間はどのようにして1万種もの匂いを識別しているのでしょうか?それを知るためには、匂いとそれを受け取る受容体の対応関係を明らかにする必要があります。生物科学部門の広津助教らは、生体内における匂いと受容体の対応関係を網羅的に解析し、同じ匂いでも濃度によって異なる受容体が働いていることを突きとめましたこの研究成果はオンラインジャーナル「Science Signaling」に掲載されました。

広津崇亮(理学研究院 生物科学部門)

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植物を大きく育てる遺伝子発見

動物の神経伝達制御因子と類似した遺伝子が、植物では気孔の開閉応答に関わっていた

CO2濃度が低くても気孔を開けないシロイヌナズナの変異体(patrol1変異体)を特定しました。この原因遺伝子は動物の神経伝達物質の分泌に関わるMunc13と類似したタンパクをコードしており、気孔開口に重要である事を突き止めました。PATROL1遺伝子の過剰発現体は野生株よりも大きく気孔を開くことができるため、光合成活性が上昇し、大きく成長しますこの研究成果は「Nature Communications」に掲載されました。

橋本(杉本)美海(理学研究院 生物科学部門)

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坪井研究員がJPR論文賞を受賞

葉緑体は強光回避に最短ルートを選ぶ

理学研究院生物科学部門の坪井研究員らによる論文の「2012年度JPR論文賞 Best Paper Award」受賞が決定しました。論文では、光環境変化に迅速に対応するため、葉緑体は細胞膜上ならどちらの方向にも移動できる事を明らかにしています。この研究成果はJournal of Plant Research誌に掲載されています。

坪井秀憲(理学研究院 生物科学部門)

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植物を診察する高性能カメラ

微小な葉色変化を可視化する画像技術の開発

植物の葉の色は、光や温度環境、ストレスなど、様々な要因に応じて変化するため、植物の健康状態や環境応答性を反映する指標になります。生物科学部門の松田助教らはハイパースペクトルカメラと呼ばれる撮影装置を用い、視認が困難な微小な葉色変化や葉に含まれる植物色素の量や組成を、画像から定量的に解析する技術を開発しました。本研究の成果はPlant and Cell Physiology誌に掲載されました。

松田修(理学研究院 生物科学部門)

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和田特任教授が植物学会賞受賞

生物科学部門の和田教授が日本植物学会賞大賞を受賞
-「葉緑体運動の分子機構」-

理学研究院生物科学部門の和田正三特任教授の「日本植物学会賞(大賞)」受賞が決定しました。この賞は植物科学分野において国際的に高く評価された研究を行った者に授与されるもので、和田特任教授による「葉緑体運動の分子機構」の解明と植物学会への貢献が高く評価されました。

和田正三(理学研究院 生物科学部門)

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新しいOrange遺伝子の可能性

サーカディアンリズムを制御する新しい”オレンジ”遺伝子の可能性

サーカディアンリズムを制御する遺伝子としては、cwo遺伝子が非常に重要であることがすでに分かっています。システム生命科学府の伊藤さんらの研究グループは、cwo遺伝子と同じ遺伝子ファミリー"bHLH-ORANGE"に所属する3つの遺伝子が、新たにサーカディアンリズムの制御に関わっている可能性があることを明らかにしました。この研究成果は、Applied Entomology and Zoology誌に掲載されました。

伊藤太一(システム生命科学府)

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Image:wikipedia/Kozuch
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